プーケット移住から半年で気づいた “楽しい”が子どもを変える学びの力

864dc5727a3b9f1c52737ea37a1ed025 心と暮らし

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移住して始まった怒涛の新生活と親の不安

移住してすぐの頃、私たち家族は怒涛の日々を過ごしていました。

銀行の口座開設、家探し、ビザの申請、新しい学校、初めて会う先生や友達、保護者...。

親も子も何から何まで初めての連続で、心も体もパンパンでした。

出国前、友達や家族から「またメールしてね!」と言われていたけれど、そんな余裕は一切なくて。

息子が学校に行っている間に、ビザの申請書類を整えたり、銀行に行ったり、物件を巡ったり...。

毎日がとにかく“生活を整えるための作業”でいっぱいで。気づけば夜。そこからやっと寝る…そんな日々の繰り返しでした。

そんな中で、息子のスクール生活は始まりました。

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英語80%でも「大丈夫!」と言えた息子の強さ

息子は日本で2年間インターナショナル幼稚園に通っていたので、

生活に困らない程度の英語力はありましたが、“学習としての英語力”は心配でした。

インターナショナル幼稚園に入園したばかりの頃、

息子は毎日泣きながら通っていたからです。

英語が分からない事、園を転園したくなかったこと―――

あの時の姿が頭をよぎり、私の不安は消えませんでした。

でも、実際には。

「学校どう?先生の英語わかる?」

と聞くと、

「全部は分からないよ。でも80%くらいは分かってる。大丈夫!」

と、あっけらかんと答える息子。

あの頃の涙はどこへ行ったんだろう、と思うくらい元気に通っていました。

宿題が出始めると、書くことには苦戦していました。

「書くことが一番難しいので」と日本のインターの先生も言われていたので、

ここは反復練習しかないと覚悟して、一緒にGoogle翻訳を使いながらサポートする日々。

気づけば、夏休みでした。

たった半年で別人と言われた息子の変化

移住して初めての夏休み、私たちは日本へ一時帰国しました。

会ったのは家族、ごく少数の友達。そして日本のインターナショナル幼稚園の先生。

そこで驚く出来事が続きました。

最初に会った先生は、息子の英語を聞いて開口一番、

「半年でこんなに英語上手になったの?スピードもネイティブ並みだね!」

と本気で驚いていました。

先生自身の英語で話すスピードも、以前より明らかに速く、

「今まで園児に合わせてゆっくり話してくれていたんだ...」と初めて知りました。

それでも息子は、自然に会話をしていました。

そして次におばあちゃんから言われた言葉。

「表情がすごく優しくなったね。学校、楽しいんやね。」

…正直、胸がジーンとしました。

毎日見ている私たちは、全く気づけていなかったのです。

むしろ出国前は、息子の表情はどこか固く、「小学校は、楽しくないから行きたくない」と毎日言っていたことを思い出しました。

同じインター幼稚園に通っていたママ友からも同じことを言われ、

「ああ、本当に変わったんだな」

と実感しました。

半年という短い時間でも、環境が合うとこんなに変わるんだ―――。

移住してよかった。

心からそう思った瞬間でした。

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“楽しい”が学びを変える――息子からの大きな気づき

この半年を振り返って気づいたことがあります。

息子は“楽しい”と感じられる環境に出会い、表情も、英語も、心も、驚くほど変わっていきました。

無理に頑張らせるより、

その子が自然とワクワクする場所で学ぶ方が、力は何倍にも伸びていく。

そして、親が思っている以上に、

子どもは新しい世界にしなやかに順応していく。

私が移住前に抱いていた不安は、

もしかしたら「大人の世界の不安」であって、

子どもの世界には当てはまらなかったのかもしれません。

“楽しい”は、最強の学びに変わる。

息子がそのことを、身をもって教えてくれました。

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