今回は、日本で取得した国際免許証からタイの運転免許証を取得する方法をまとめました。
私が、2024年1月にプーケット陸運局でタイの運転免許証を取得した時の様子を紹介したいと思います。
国際免許証からタイの運転免許に切り替えるための必要書類
- パスポートの原本とコピー(詳細ページ、ビザのページ)
- 国際免許証の原本とコピー
- residence certificate(居住証明書)
- 健康診断書
- 日本の運転免許証原本とコピー
タイは、車とバイクで免許証が分かれているため両方の免許が必要な場合は、2つ申請が必要です。
residence certificate(居住証明書)
イミグレーションで取得します。
【必要書類】
- パスポート原本
- パスポートコピー(詳細ページ、ビザのページ、入国スタンプのページ、TM30のページ)
- 写真4×6。
- (賃貸契約書)
イミグレの101号室で、「運転免許証に使用する居住証明書がほしい」と伝えると申請書に記載してくれ、番号札を受け取り、順番を待っていたら発行してもらえました。
申請代金を支払う時、「賃貸契約書を見せて」と言われ提出すると、最初のページをコピーされすぐに返却されました。はじめの、書類チェックでは必要なかったですが、念のため賃貸契約書を持参しているほうがいいと思います。
健康診断書
プーケットタウンにある「Dr.Apinya clinic」に行きました。
窓口で「運転免許のための健康診断書がほしい」と伝え、パスポートを渡すと、身長、体重を聞かれました。その後、血圧を測定し終了。料金100バーツを払って診断書を受け取りました。あっという間に終了しました。健康診断書の有効期限は1か月です。
免許申請のためプーケット陸運局へ行く

上記の書類が揃ったら陸運局へ。免許申請の場所は、DRIVING LICENCE SECTIONです。
入り口横のテントの下に、書類チェック係りの職員がいました。そこで書類チェックのための番号札を受け取り、待っていると、タイ語と英語で番号が呼ばれるので書類チェックをしてもらいます。
次回来る日時が書かれた紙と、当日に使用する書類を渡されます。次に、指定された番号のカウンター(建物の中)に行き、先ほど渡された書類とパスポートを提出。書類とパスポートを返却されたらその日は終了です。(次回来る日は私の場合は1か月後の日付でした。)
e-LEARNING
テント下で書類チェックが終了したら、e-LEARNINGのQRコードのメモを渡されました。
ORコードを読み取り、次回来るまでに自宅学習を行います。
自分のパスポート番号と生年月日を入れると英語とタイ語のビデオが流れます。4つの章に分かれていて、途中、4択クイズがあります。クイズは時間制限付きで、答えないとビデオが最初に戻ってしまいます。つまり、約1時間で終了のビデオですが、飛ばして見たり流しっぱなしで見てない、ということがないように対策されている感じです。
終わったら、画面に出てくる証明書をプリントアウトするかスクショで保存して、次回提示します。
指定された日に陸運局免許センターへ
陸運局へ9時ごろ到着しました。まず、受付で前回渡された書類とパスポート、国際免許証を渡し、e-LEARNINGの証明書を提示したら、奥の待合エリアへ。
色覚検査とブレーキテスト
視覚検査とブレーキテストをしている係り員の近くに、書類を入れるかごがあるので、そこに入れておきます。順番に名前を呼ばれます。
名前を呼ばれたら、まずブレーキテスト。アクセルを踏んで赤が点灯したらブレーキを踏む、というチェックです。3回トライできます。
その後は色覚検査。信号が点灯した色を答えます。青信号は「グリーン」ですので、ご注意を。
簡単なテストで、あっという間に終わりました。
約1時間半で無事、免許証発行
検査が終わったら、料金を支払い、写真撮影をします。しばらく待つと免許証が出来上がります。
料金はバイクは105バーツ、車は205バーツ。
最初の更新は2年後、その後は5年ごとの更新になります。
ルール等も日々変わる可能性が高いので、最新情報は日本大使館や陸運局(免許センター)のホームページをご覧ください。
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