タイ入国に必須！TDAC（タイデジタル到着カード）の登録方法と体験談【最新版】

２０２５年５月１日からタイ到着デジタルカード（Thailand Digital Arrival Card:TDAC)が導入されました。これにより、旅行者の入国手続きがスムーズになります。

私は今年の夏、日本に一時帰国した際にTDACを登録し、８月中旬にプーケット国際空港からタイへ再入国しました。

ここでは、その時の体験を元にTDACの登録方法についてまとめています。これから、タイに入国される方の参考になれば、幸いです。

TDAC（タイデジタル到着カード）とは？

TDAC（Thailand Digital Arrival Card）は、従来のタイ入国カード（TM6）に代わる電子入国カードです。

２０２２年７月以降、空路での入国時には入国カードの提出が不要となっていましたが、２０２５年５月１日からは制度が変更されました。今後は陸路、海路、空路を問わず、タイに入国する全ての旅行者にTDACの登録が必須となっています。

また、ビザの種類に関わらず、非タイ国籍者は、全員登録が必要です。

TDACは、スマートフォンやパソコンを使ってオンラインで簡単に申請ができます。

タイ到着日を含めて入国前３日以内に登録可能です。それ以前の日付では申請できないため、日本出国前に必ず事前登録しておきましょう。

公式ページの画面右上にある言語変更ボタンから「日本語」を選択します。その後、「入国記録」をクリックして進みます。

入力フォームは日本語で表示されますが、入力内容は英数字でする必要があります。

出発情報も同様に入力します。私はビザを持っていたので、出発情報の欄は空欄にしました。

タイ入国前２週間以内に滞在した国名を入力します。

家族分を入力する場合は、「他の旅行者を追加する」をクリックします。「前回の旅行者と同じ」を選ぶと１人目の情報が出るので、再度同じ情報の入力は不要です。

全ての入力が完了したら、プレビュー画面で内容に誤りがないか確認します。

これで完了です。

登録が完了すると、入力したメールアドレス宛にタイデジタル到着カード（TDAC）が送られてきます。発行は即時で行われます。

登録は無料です。登録にあたり料金を請求されたり、クレジットカード情報を入力するなどは、偽サイトとなりますので、アクセスしないようにしてください。

申請後、登録したメールアドレス宛にQRコード（２次元バーコード）が届きます。入国当日は、以下のいずれかで提示できます。

今回、私はプーケット国際空港を利用しました。結果から言うと、TDACを提示することなく入国できました。

事前に「入国審査で必要」と調べていたため、スマホに届いたQRコードをすぐ提示できるよう準備していました。しかし実際には、審査官からTDACの提示を求められることはなく、入国スタンプを押され、そのまま通過できました。

今回初めて、TDACを登録し、タイに入国しましたが、登録は10～１５分程度で完了し、即時発行されるため、大きな負担はありません。ただし、登録は出国３日前からしかできないため、うっかり忘れることがないように注意が必要です。

今回の私の体験ではTDACを提示する場面はありませんでしたが、登録は全ての旅行者に義務付けられています。空港によって運用が異なる可能性もあるため、必ず公式サイトから最新情報を確認して登録するようにしてください。

今回のこの記事がタイに入国される方の参考になれば幸いです。